消防設備工事とは

自動火災報知設備の防災盤
消防設備工事とは、消防法に基づき、火災に備えるための各種設備を設置・更新する工事のことです。火災の早期発見、消火、避難、そして消火活動を支援するための設備を設置し、安全な環境を整えます
消防設備工事には、以下のような種類があります。
- 火災警報設備工事
- 消火設備工事
- 避難設備工事
火災警報設備工事

火災警報設備工事とは、火災発生時にいち早く警報を出し、被害を最小限に抑えるための火災報知機設備を設置・更新する工事です。
主に自動火災報知設備や非常警報設備を対象とし、安全な環境を整えるために必要な工事を行います。
誘導灯設備

誘導灯設備工事とは、建物内で避難経路を示すために必要な誘導灯を設置・更新する工事のことです。火災や停電などの緊急時に、安全に避難できる環境を整えるための重要な作業です。
建物の構造や用途に応じた設置計画を立て、所轄の消防署に届け出を行います。誘導灯の設置には電気工事士の資格が必要です。
自動火災感知器の設置

自動火災感知器の設置は、火災を早期に感知し、警報を発するための重要な設備を設置する工事です。安全な設置には、消防法に基づく基準を守ることが求められます。
自動火災感知器の設置基準には、エアコンの吹き出し口や換気口から1.5m以上離して設置する、感知器の下端は取付面から下方0.3m以内に設ける、感知器は取付面を基準に45土以上傾斜させないように設置する、など多くの基準が設けられております。
基準を遵守した施工を行い、安全で信頼性の高い火災感知システムを提供いたします。